あなたの発電所、実は損していませんか?

太陽光発電所不具合事例集

配線の計算ミスによる整定値の誤設定

整定値の計算図面(出典:関西電力)

図:整定値(電圧上昇値)の計算書の例 【出典】関西電力㈱ 屋内配線(受電点からPCSまで)による電圧上昇値の簡易計算書

 太陽光発電所のPCS(パワーコンディショナ)には、系統電圧が上昇したときに出力を抑制する機能が備わっています。 その電圧の上限を「整定値」といい、PCSの交流電圧が整定値まで上昇すると発電量が低下します。 この整定値が誤った値で設定されていることがあります。
 この発電所の「Yield Vision」のデイリーレポートを確認すると、 晴れた日の昼間に発電量実績値が異常に低下していることがわかります。 この発電量の低下は、晴れた日の昼間に毎回発生し、 特に土日の休日に大きく低下していることがわかりました。
 これは、PCSの出力電圧が整定値による抑制の典型的な特徴です。 この発電所では、施工業者が配線を考慮し整定値を計算していましたが、 図面を再確認した結果、 配線の長さが間違っており整定値が想定よりも低い値に設定されていることが判明しました。
 整定値は系統電圧の上昇を抑制するための重要な機能ですが、 出力抑制が頻繁に、しかも過剰に発生する場合は、 施工会社や電力会社に相談することをお勧めいたします。

  • 系統電圧上昇による出力抑制が発生したYield Visionデイリーレポート晴れた日の昼間に発電量実績値(赤)が計算値(青)より不規則に低下している

    系統電圧上昇による出力抑制が発生したYield Visionデイリーレポート

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